なにか勘違いしてて、
ドルフィの名義変更は、狂犬病の予防注射のハガキを持って手続きするもんだとばかり思ってました。
じつは、大震災の約1時間前に、ウチの訪問医に狂犬病の予防注射を打ってもらったのでした。
家に来て打ってもらえるなんて、なんて楽チンなんでしょ!な~んて思っていたら、あの地震でしょ。
なんでこんな日に!!!って。
オイオイ、具合悪くなるなよ!っても思いました。
でもね、おかげで地震のあの時間は、ワン達はすべてバリケンorサークルに入ってたので、怪我もなくパニクらなくて(←アタシがね)何事もなく済んだのです。
結果オーライってことにします。
仙台市は、震災の関係で4月からの狂犬病の集合接種が6月に変更になりました。
腰の重い私は、やっと、狂犬病の予防注射接種の証明書とドルフィの鑑札を手に、動物管理センターに行ってきました。
やっと、正式にドルフィはウチのコになりました。
(本来は、迎え入れた30日以内に届出を出すんだって!)

狂犬病の手続きも完了で、仙台市で451~454番の交付を受けました。
もしかして一桁台の番号かしら?な~んて意味の無い期待が微妙な番号。
そして動物管理センターには・・・・
たくさんの失踪届けが張り出されてました。

(ケータイで撮影。これは一部です。張り切れず、裏の壁の面や向かい側の壁にも張られてた。)
届出の日付は、震災後スグのコもいたのですが、4月以降の日付が多かったのにはビックリしました。
失踪場所は、やはり仙台市で津波の被害が大きかった地域。
避難生活をしてた方達が、なんとか落ち着いてきて、届出を出したのでしょうか?
犬の失踪はところどころ線が引いてあって無事に飼い主さんの元へ戻れたと思われますが、
4月以降に出された失踪届けには、ほとんど線が引かれてませんでした。
猫も・・・・ほとんど線が引かれてるコはいませんでした。
以前に何度か来たときには、ニオイも鳴き声も無かった管理センターでしたが、
今回は、犬のニオイもしたし、犬が鳴き続けてました。
今の私には何も出来ないので、何も聞くことなく帰ってきました。
感情が入ってしまうと、自分が耐え切れなくなってしまうのが分かるから。

ドルフィにもマイクロチップ装着しようと心に決めました!
私は、ウチのコ達を守るってことを優先。余裕がでてから、手立てを考えよう!
普段の生活をしてると、被災地だってことを忘れるくらいです。
でも、管理センターに行けば、飼い主を待ってるワンもいて、ペットを探す人々がたくさんいる。
車を走らせると、あちこちに屋根にブルーシートをかぶせてる家はまだまだたくさんある。
普段通らない道を走れば、ある番組の宮川大輔がやってるコーナー『チンさぶロード』に投稿できるような道路の起伏がいっぱいある。
私の住んでる隣の地区は、まだ新しい住宅地なのですが、まだ数件の家族が集会場で避難生活をしてる。
築半年で、赤紙(危険住宅)を張られた方もいるとか・・・。
みなさんの善意の義援金、宮城県には120億円が振り分けられたんだって。
スゴイ金額だな~なんて思ったのですが・・・
家全壊とか家族に亡くなった方がいる家庭に配分される金額は50万円だって。
被災された方がどれだけ多いかって話です。
震災失業者は10万人って新聞に書いてあった。
被災地でのボランティアの数も急激に減ってんだって。
がんばろう!みやぎ
文字ばっかりだし、何が言いたいのか良く分からないんだけど、最後までお付き合いいただきありがとうございました。